【住宅設計にあたっての考え方】 明快な言葉で言うなら、やはり住宅は明るくのびやかに設計したいと思っている。が、この単純な作業が都市住宅にあってはなかなか簡単にはいかない。間口が限られた敷地や、延長敷地、道路との関係、法規制など、けっこう設計者を悩ませてくれる。しかし、こういった条件の住宅設計を結構得意としている。ほんの少し発想を変えてみると楽しい住宅になると確信している。 玄関を入ったところにほんの少し垣間見える坪庭や、考え抜いた吹抜けから入ってくるきれいな光を思い描きながら設計している。 また、行きすぎたオーバークォリティーの住宅は好きではない。大きすぎる構造材や過剰な設備機器等ではなく、やはり住宅はシンプルが良い。 【建て主へのメッセージ】 設計者の私自身が言うのもおかしなものですが、やはり住宅を創るというお金のかかった大きな事を始めるにあたり、設計者を選択するという作業はとても重要なことと思います。 直感的なものもありますが、やはり人間どうしいろいろな思いをざっくばらんにぶつけ合える相手をきちっと選び、お互いのフィーリングが合わなければと思っています。 そして、長い年月をふまえ成長してゆく“家” において大切なのは、ライフサイクルをふまえた自分達の暮らし方や生きざまが分かりやすく反映されるべきものと考えます。建て主の方と設計を担う者と、工務店が一体となり、やっとはじめの第一歩でしょうか。創造された家をよりよく住みこなしていただきたいといつも思っています。 【自己紹介(自身のこと、家族のこと、趣味その他)】 私自身の25年間の足跡を振り返ってみるとクライアントに支えられた幸せな日々だった。 20代は、公共建築や高級住宅の設計に携わり、30代では、新しい住まい方を求めてコーポラティブハウスと言う新しい共同住宅の企画設計や大曽根の再開発の設計に参加でき、40代では地元のディベロッパーで、より住まいやすい分譲住宅の企画、開発、設計に携わることができた。 もちろんこの間、幸いにも多くの個人住宅の設計もさせていただいた。 人生は、“V,S,O,P”(バラエティー、スペシャリティー、オリジナリティー、パソナリティー)といわれるが、20代、30代、40代ときて、50代はより私の個性がひかる、そしてより住みやすい住まい造りを心がけ、日々活動したいと思う。
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